免疫季節の不調漢方薬について
【花粉症の根本治療】
春の花粉症、ご相談が少しずつ増えております。
このところこちらの地域では、強い風が吹いているのが影響しているのかもしれません。
漢方では花粉症を、風邪(ふうじゃ)と体の防衛力の戦いと考えます。
風邪は他の邪気もセットになって体に影響をおよぼすことが多いです。
風寒、風熱、風湿などなど。
この邪気から体を守るのが、「気」です。
気には種類があります。
その中でも、皮膚表面にある「衛気」、そして体の中を流れている「営気」が大切。
衛気は外からの異物からのバリア。
そして営気は、全身に栄養を運んで防衛の手助けをします。
この2つが乱れると防衛能力、つまり免疫が乱れてしまい、様々な疾患にかかりやすくなります。
●皮膚や鼻やのどの粘膜が弱まっている人
➡︎「衛気」が弱い人
●日頃からの食事での栄養バランスが崩れている人
●消化不良や睡眠不足などで食べたものをうまく体の栄養に出来ていない人
➡︎「栄気」が弱い人
上記のような場合、戦う力が弱い、もしくは体の中の細胞が正しく戦えず、花粉症にかかりやすいのです。
「気」は食べたものからつくられます。
それには、脾胃(消化器)がしっかりしていないとつくられません。
なので、漢方での花粉症の治療は、まず今あるつらい症状をとりながらも、根本的に治す場合は、消化器を整えます。
そんなわけで、根本治療をすると、花粉症だけでなく、お肌のトラブルやお通じ、他の体の調子もよくなることが多いです。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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