生理痛のタイプ ②ストレスによる生理痛
タイプ別の生理痛。今回は…
1. 冷えによる生理痛
2. ストレスによる生理痛
3.「血」のめぐりが悪い生理痛
4.「気」「血」の不足による生理痛
『ストレスによる生理痛』についての養生法です。
特徴は、
・痛みの程度や場所が変わりやすい
・生理前に胸や脇腹が張る。また下着・洋服のしめつけが不快。
・お腹がガスで張りやすい
・生理前から痛み、張り、イライラが始まる
・生理が始まると痛みがやわらぐ
などなど。
普段ため息が多く、ストレスが多い生活を送っている人に多いかと思います。
ストレスを感じると『気』が巡らずに滞ってしまいます。(漢方では『気滞』という状態)この結果、血管や筋肉が圧迫されて張るような痛みが起こります。
予防するには…生活面では、☆生理前にストレスを溜めない。考え込むことは避ける。☆食事に香りの食材(しそ、春菊、柑橘系)を取り入れる。
☆リラックスできる時間を作る。
など。
現代社会でストレスを溜めないのはなかなか難しいかもしれませんが、ストレスに感じたら発散できる習慣・楽しみをもつことが大切です。この生理痛のタイプの場合、アロマも効果的かと思います。
タイプに合わせて養生して、少しでも症状を軽くしましょう。
漢方の考え方で言えば、
☆『気』をめぐらせる
西洋医学で気持ちを巡らせるお薬を選ぶとなると、メンタル系のお薬や、ホルモン剤などでしょうか。それらのお薬で抑えるのではなく、漢方では正常な働きにもどしてあげることができます。
また、『温めること』は気を巡らせることにつながります。冷やすと『気滞』の症状も出やすくなるので、やはり冷やさないようにすることも大変重要です。このように、
『ストレスによる生理痛』の中でもさらにタイプが分かれたり、他にも原因があったり、様々です。自分に合った漢方薬をみつけることは改善への近道です。
一人一人の証を聴き、その方に合ったお薬を処方いたします。
ぜひご相談ください
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鈴木薬局TEL: 0475-22-2818千葉県茂原市町保35
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