「自律神経」ってナニ?
春をすぎ、早くも初夏ですね。
沖縄地方は梅雨に入ったとか
季節の変わり目になると、不調が出やすくなりがち。
不調の原因として、「自律神経」という言葉、最近よく耳にしますよね。
最近よく耳にするワード
そもそも「自律神経」って何でしょう?
「自律神経」とは、自分の意思とは関係なく
24時間、自動的に働く神経のこと。
呼吸、心臓の拍動、免疫、体温調節、生殖機能、消化・排泄 などなど…
どれも生命を維持するために必要なもの。
これらは、自分で動かそう!と思って働かせているものではないですよね
ちなみに自分の意思で動かす神経は「運動神経」といいます
「自律神経」は、二つの神経に分けられます↓
交感神経:体の活動時や昼間に活発に
副交感神経:休んでいる時や夜に活発に
分かりやすく例えるなら、交感神経は「アクセル」、副交感神経は「ブレーキ」の役割!
この交感神経と副交感神経の働きがバランスを保っていることが大切です。
このバランスが不具合を起こすとどんなことが起こるか。
動悸、不整脈、不眠、多汗、頭痛、耳鳴り、
めまい、倦怠感、食欲不振、精神的な症状、免疫力低下 など
上に書いたもの以外も、人によって様々。
また色々な症状が同時に出る場合もあります。
「自律神経」が乱れる原因も様々です。
●お仕事や人間関係などの精神的ストレス
●過労
●音・光・温度などの身体的ストレス
●ケガ
●不規則な生活 など。
この自律神経のバランスを調節するには、
睡眠、食事、運動、仕事や勉強、休養 の日々のリズムが鍵となります
この5つをこころがけて過ごすと、自律神経だけでなく体内時計のリズムも整います。
とはいえ、毎日きちっとしたルーティーンで過ごすことは、なかなか難しいかと思います。
ポイントは
朝日をあびること
朝食を食べること(少量でもOK。)
湯舟につかること
なるべく決まった時間に、起床・就寝(なるべくその日のうちに寝る!)すること
これを心がけるだけでも、交感神経・副交感神経のスイッチの切り替えにメリハリがうまれます。
これはもうすでにやってるけど、なんだか不調。。という方は、
ストレスにならない範囲で、ストレッチや軽い運動をとりいれてみることをオススメします。
日々かなり忙しく動いているという方は、なにもしない休息の時間を入れてみることも大切です。
ゆったりとしたお出かけで、リフレッシュすることもオススメ
↑これは千葉県内のドイツ村にお出かけしたときの写真。
一面のネモフィラをみて、すごーーく気持ちがさわやかになりました
基本の健康習慣、少し立ち止まってひとつからでも取り入れてみましょう!
漢方薬や自然薬でも、自律神経を整えるものはあります。
少し漢方の力もかりてみたいという方、お気軽にご相談ください
鈴木薬局