【フレイル、あなたは大丈夫?】
最近よく耳にする「フレイル」。
「フレイル」とは
筋肉や骨などの体の状態だけでなく、
精神的心理的社会的な面も含めて考えられた、
要介護へと移行する中間の段階のことを言います。
フレイルのチェック項目は
1体重減少
2握力が弱い
3疲労感
4歩くのが遅い
5運動習慣がない
↑この5つ!
こうして見ると、やはり運動面が
わかりやすい指標となっているのが分かります
《筋肉は落ちやすい》ということを、
コロナ禍で体感した方も多いかもしれません
私たちの体には600以上の骨格筋があり、
体重の40~50%を占めています。
30歳以降、ごく普通に生活していても
骨格筋量は10年間で約5%減少します。
60歳以降のその減少率は、
10年で約10%にもなります。
つまり、1年で1%ということ!!!
ちなみに、、、
宇宙飛行士は、宇宙の無重力状態により
骨や筋肉が衰えてしまうため、
毎日トレーニングをしていても
1日に1%減少しています。
そのため地球に戻ってくるころには、
自立歩行ができない状態にまでなってしまうんですね。
これをふまえて、
寝たきりの状態の方はというと
1日で約0.5%筋肉が減少します。
宇宙飛行士さんの減少率とまではいきませんが
衰え方の凄まじさがわかります…恐ろしい
言い換えると
普通の生活の半年分が1日で減ってしまう
ということ。
これはかなりの衝撃です…!!!
筋力トレーニングは、
無理しすぎない範囲内で
どの年齢でも必要だと強く実感する数字です
もちろんフレイル予防は、
身体的な面だけでなく
気持ちの面もとても大切です。
外に出るのがなんとなく億劫になった
家に閉じこもりがち
気力が湧かない
楽しさを感じることが少ない
などなど。。
動かなくなると、悪循環を招きます
運動することは、
気持ちを前向きにすることにもつながります。
また基礎代謝も上げるので体が温まり、
それがまた身体・心を良い方向に導きます。
運動の秋。
私もサボっていた運動をまた少しずつ始めています
少し過ごしやすくなったので、一緒に運動してみませんか?