女性の健康や美容のカギは「血」!
関東も梅雨に入りましたね
スッキリしないお天気続きで
気持ちも体もなんとなく重だるいですよね〜
気候が安定しないこの時期、
体調には気をつけて過ごしていきましょう
さてさて、今回は女性の心と体のことについて書いてみようと思います。

中医学の考え方のひとつ
「女性以血為本」
(女性は血をもって 本と為す)
中医学ではこんな↑考え方があります。
これは
女性の健康は「血」と深い関わりがある
ということを表しています。
毎月の月経で「血」を失うだけでなく
妊娠・出産・授乳でも一気に「血」を消耗します。
「血」の不足を、「血虚」
といいます。
「血虚」になると例えばこんな症状がでます↓
冷え、 生理痛、 生理不順、 倦怠感、
イライラ、 不安感、 落ち込み、 情緒不安定、
めまい、顔色が悪い、目の乾燥、 不眠、
髪やお肌の乾燥・ツヤがない、 便秘
などなど
※ただし、便秘や生理痛、生理不順 をはじめ”この症状があるから「血虚」!”という訳ではなく、色々な要因が重なっていることがほとんどです。
思い当たることが多い方は「血虚」の可能性が高いかもしれません。
また、「血」が不足するだけでなく
「血」のめぐりが滞っている場合もあります。
「血」が滞って体にとって悪影響を及ぼすものを「瘀血」
といいます。
子宮筋腫、子宮内膜症、生理痛、
下肢静脈瘤、アザができやすい、
イライラ・不安感、倦怠感、不眠、
顔色が悪い、便秘
などなどが、症状としてあらわれます。
※これも、”この
症状があるから必ず「瘀血」!”という訳ではなく、
色々な要因が重なっていることがほとんどです。
ケアしていくには
「補血」と「活血袪瘀」をすることが必要です。
この2つのポイント、
特に、産後の女性にはとっっっても重要
その理由はこのブログのラストに書いておくので
ぜひぜひ読んでみてください
そして、産後の女性だけではなく
女性の更年期の不調や、
情緒不安定な症状、
なかなか抜けない倦怠感
などにも
この2つのポイントはすごく大切です
そんなお悩みをもつ、
女性のみなさんにオススメなのがコレ↓

「補血」もしっかりしながら
「活血」もきちんとしてくれる
願ったり叶ったりの処方です
そのイライラ、不安感、倦怠感、、、
もしかしたら「血」のトラブルが原因かもしれません。
気になる方は、お気軽にご相談ください
さてさて。
産後はなぜ「補血」「活血」が大切か。
産後は、悪露(おろ)といって生理のような出血が1ヶ月ほど続きます。
これは、出産後の子宮内膜や分泌物を排泄してるんですね
分娩時に残った胎盤の一部が出ることも。
このお掃除をしっかり出来たかどうかが
産後の体調だけでなく、
その後の子宮の状態や更年期の症状を左右する可能性があります
そして、妊娠・出産・授乳では
大幅に「血」失っています。
さらに!!
「血」は寝ている間につくられます。
子育て中は、その睡眠をとることも難しい。。
そんな訳で、「補血」してあげることも
すごく大切なんです
先に紹介した芎帰調血飲第一加減は、
産後にはファーストチョイスされるお薬です。
大元の処方は、中国の明の時代から
使われているもの
産後の方も、気になる方は是非
お気軽にお問い合わせください